カテゴリ:時代物( 37 )

あかね空

あかね空
山本 一力 / / 文藝春秋
ISBN : 416767002X
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2部構成で出来ていて、一部は上方から江戸へ出来てきて豆腐屋を始めた
永吉と、その江戸で出合ったおふみの物語。
永吉の職人としての腕と、おふみの力強い支え、縁もゆかりもないけれど幼い頃に
生き別れた息子の面影を重ねて影から支えた老夫婦のおかげで少しずつ「京や」
と名づけられた豆腐屋は繁盛していく。
1部の後半では、永吉とおふみの間にひづみが生じていく。
2部は二人の間に生まれた3人の子を通しての永吉おふみの思いが描かれている。

いっきに読みました、おふみが永吉を愛し、永吉もそんなおふみを愛し夫婦に
なったのに、ある事がきっかけで「京や」は繁盛するが夫婦の間はどんどん
険悪になっていく、本当はおふみはずっと永吉を尊敬し、愛し、信じているのに、
おふみの台詞はすごくきつくてひどいのだけど何故か哀れで読んでいて可愛そうに
なっていく。
この本のいいところはまとまってハッピーエンドではなくて、おふみの気持ちを理解
せずに突然亡くなってしまう永吉と、自分の気持ちを最後まで言えずに亡くなって行く
おふみ、二人は誤解したまま、されたまま生涯を閉じてしまうのだけど
2部でようやく子供達がそんな夫婦の哀れさと、本当はみんな両親に愛されていたのだと
気づかされる事で読者をすっきりさせる事にあると思う。
きっとこんな人生を歩んだ両親と子供達だから今後は「京や」を手をたづさえて大きく
していくだろうなと。
家族の結束は何にもまして強いのだと言うことをこの本を通して考えさせられます。
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by tamiko4428 | 2007-03-25 17:47 | 時代物

鷲の墓

鷺の墓
今井 絵美子 / / 角川春樹事務所
ISBN : 4758431760
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またもはまりそうなシリーズ物に出会わされてしまいました
同藩の中で繰り広げられる人間模様を一つ一つ丁寧に書き上げられており
まるで藤沢周平の世界のようです。
決して裕福ではないけれど強い絆で結ばれた家族や、仕事に誇りをもって
生きている人々の今後もぜひ読んでみたいと思います。

雀のお宿
今井 絵美子 / / 角川春樹事務所
ISBN : 4758432236
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by tamiko4428 | 2007-03-02 22:42 | 時代物

転がしお銀

転がしお銀
内館 牧子 / / 文藝春秋
ISBN : 4163221808
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もう少し、武士から町人になった戸惑いとか生活習慣とか
が出てたら面白いのになと思いました
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by tamiko4428 | 2007-02-17 21:23 | 時代物

黒く塗れ

宇江佐真理(著
髪結い伊佐次捕物余話

黒く塗れ―髪結い伊三次捕物余話
宇江佐 真理 / / 文藝春秋
ISBN : 4167640066
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人気シリーズ第五巻

所帯を持った伊佐次とお文
お文さんの威勢のいい啖呵や強気の姿勢が大好きで
今回も満足できました!
二人には可愛い息子も生まれてますます目が離せない
シリーズになりそうです。
同心不破のところにも女の子が生まれてにぎやかだし
気になっていた巾着きり(スリ)の直次郎も改心して好きな娘と
一緒になるようだし、めでたしめでたし!!
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by tamiko4428 | 2007-01-24 20:11 | 時代物

あかんべえ(上下巻)

宮部みゆき(著

あかんべえ〈上〉
宮部 みゆき / / 新潮社
ISBN : 4101369291
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うーん宮部さんにしてはテンポがだらだらしてたかなぁ
お得意の子供の視線から観た話のつくりになっているのですが
上巻は説明が長くてちょっと嫌気がさしてました、下巻にきてようやく
面白くなって一気に読んだという感じ。

家族で料理屋を営もうと越してきた家には5人の亡者が住み着いていた
何故死んだのか分からないままにさまよっている亡者達、彼らを見れるのは
同じ弱みを持っている者のみ。が、何故か料理屋の娘おりんは全員を見ること
が出来た、それぞれの亡者が成仏できるには30年前に起こった事件が糸口
になるとみたおりんは・・・・。
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by tamiko4428 | 2007-01-07 11:35 | 時代物

花鳥

藤原緋紗子(著


花鳥
藤原 緋沙子 / / 学習研究社
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実在の人物、6代将軍家宣の側室で7代将軍の母であった月光院の物語
家宣との出会いから、大奥での女同士の確執など女性らしいタッチ
描かれています。

ちょうど昨日HNKの「その時歴史が動いた」の人物が天英院だった、彼女は
6代将軍の正室。
この本に書かれている天英院の人物像とは間逆の扱いだったので
どっちが本当なんだろう???とまた主役である月光院の扱いもTVでは
若く美しいだけに贅沢で将軍の母ということもあり周りがマユを潜めることしばしば
といっていたけど、本では全く逆で、こんなに意見が分かれる人対して
興味がでました、どっちが本当なんでしょうね?
また後日調べてみたいです
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by tamiko4428 | 2006-09-28 22:12 | 時代物

お陀仏坂

父子十手捕物日記シリーズ
鈴木 英治 著

シリーズはじめは頼りなさが全面に出ていた同心の文之助
回が進むごとに成長が垣間見られて面白い。
ただし、事件が変わるだけで中身はというと
好きな子に告白できそうでできず、好きじゃない子に追い回されて
中間の勇七と一回大きな喧嘩があって、子供たちが出てきて~~~~
と内容が同じような気がする・・。
もうそろそろ恋愛も落ち着いて次の展開に行ってもよさそうだけどな。

ー以下シリーズー
父子十手捕物日記
春風そよぐ
一輪の花
青い月
鳥かご

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by tamiko4428 | 2006-09-15 23:10 | 時代物


読書の記録帳


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